旭日旗を見て「戦犯旗」と憎悪を込めて呼ぶ国は世界で韓国だけ。
中国でもこの旗は軍国主義の象徴とみられているけど、国際オリンピック委員会(IOC)に東京五輪での旭日旗の使用禁止を求めることはしない。
そんな政府も世界で韓国だけだ。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、ズワイガニや飛行機のジェットエンジンを見て「旭日旗だ!」と非難する韓国人もいた。
数年前にはアニメ「神様はじめました」のシーンが韓国メディアで非難された。
旭日旗は第二次世界大戦中に日本軍が使用していたけど、このデザインはその前からあって大漁旗や出産、節句の祝いなどで使われる日本文化のひとつだった。
くわしいことは外務省ホームページに書いてある。
いまでもアニメやマンガで使われるデザインで、軍国主義や「戦犯旗」の意味合いはない。
さて、今度はドイツで旭日旗騒動のぼっ発だ。
1690年に設立されたドイツ中部にある劇場、ブラウンシュヴァイク国立劇場でことしの夏にオペラが行われることになっている。
その舞台とオペラのポスターに旭日旗が描かれていることが判明したら、彼らが黙っているわけない。
現地の韓国人がSNSや手紙でさっそく抗議を始めた。
まず間違いなく、本国の韓国人もメール攻撃をしかけている。
この反応に劇場側は、ポスターから旭日旗のデザインを削除すると発表したものの、あとの要求は拒否。
舞台の旭日旗については「芸術的自由と美学的概念」を理由にそのまま使うことにした。
劇場側の説明をRecord Chinaの記事(2020年2月14日)から抜き出してみよう。
ドイツの劇場がオペラの舞台に「旭日旗」を使用、韓国人が抗議も「変更しない」
「旭日旗が何を意味するかはよく分かっている。旭日旗は上演中に破壊される演出になっており、決して勝利の意味は含んでいない」
「ナチスの象徴と違い、旭日旗の使用は禁止されていない」
「旭日旗は戦争の恐怖を表現するという芸術的、美学的な演出のために使われる」
「戦争の恐怖を表現する」という部分が引っかかるけど、旭日旗の意味を知って「ナチスの象徴と違い、旭日旗の使用は禁止されていない」と韓国人にハッキリ言ったことは素晴らしい。
ナチスの象徴・ハーケンクロイツ
韓国は旭日旗をよくハーケンクロイツと重ねて、「アジアのハーケンクロイツ」と呼んで非難する。
でも、知り合いのドイツ人に旭日旗の説明をして見解を求めたら、旭日旗はドイツでいうなら「鉄十字」にあたると言う。
くわしいことはこの記事を。
鉄十字は現在のドイツでも使われていて、まったく問題はない。
ハーケンクロイツは主に白人の有色人種に対する人種差別の象徴だけど、旭日旗にそんな意味はない。
ユダヤ人”問題”について、ナチスは計画的に絶滅させることを国家の意思で決定して実行に移した。
「死の収容所」とも呼ばれる絶滅収容所を建設し、ユダヤ人の大量殺害を工業的に行うことを本気で開始したのは、ヨーロッパに住む全てのユダヤ人を根絶させることを決定したとき以降であった。
日本統治時代、朝鮮人は日本人同様に選挙権を認められていた。
日本はナチスと違って、朝鮮人の絶滅なんて考えたことはない。
それでは併合した意味がない。
ユダヤ人問題の最終的解決について書かれた手紙
ハーケンクロイツの使用はドイツでは法律で禁止されているけど、旭日旗を法的に禁じる国は世界にひとつもない。
「アジアのハーケンクロイツ」と呼ぶ韓国でも、法律で旭日旗の使用を禁止していないのだ。
だから劇場側の指摘は正しくて、何より旭日旗の意味をよく理解した上で、ナチスの象徴と違うとドイツ人が明言したことには大きな意義がある。
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