コロナの第3波で大揺れのいまの日本ではいま、第4次韓流ブームが起きている。(らしい)
韓国経済新聞/中央日報のコラム(2020.12.13)
いまは文化だけ見れば日本が韓国に片思いしているようだ。さらにその愛がどれだけ熱いのかよく伝えられずにいる。
「愛の不時着」「NiziU」突風に第4次韓流ブーム、韓国ではよく知られていない
この根拠のひとつとしてコラムが指摘したのは、日本社会の流行や人々の関心の高さがわかる「ユーキャン新語・流行語対象」で「愛の不時着」や「NiziU(ニジュー)」が対象候補に入ったこと。
このドラマとアイドルグループが日本の第4次韓流ブームを象徴しているという。
なるほど。
だが待て。
NiziUはメンバー9人すべてが日本人という異例の韓流アイドルグループで、異例すぎて、日韓で「K-POP」の定義を再確認する必要に迫られた人が続出。
韓国でレッスンを受けて、韓国の芸能事務所に所属するオール日本人のグループ。
もうJ-POPかK-POPか単純に分けることは不可能だから、「グローバルガールズグループ」と紹介するメディアもある。
個人的にはアイドルに興味はないから、JでもKでもGでも何でもいい。
まぁ日本で「G」はよくないかな。
コラムによるとNiziUのプロデューサー、パク・ジニョン氏に対する日本人の評価はとても高くて、「日本では「JY Park」と呼ばれ尊敬の対象になった」とある。
そんな人は見たことも聞いたこともないのだけど、そんな日本人もいるようだ。
「政文分離」で政治的には韓国に不満があっても、文化的には気にしない日本人は多い。
一方の韓国に目を向けると、ノージャパン運動は続いているものの日本への関心は相変わらず高い。
高すぎて、日本を空から見て楽しもうと遊覧飛行を売り出す航空会社が出てきた。
いまはコロナのせいで日本観光はできないから、日本には着陸しないで福岡の上空を旋回して韓国に戻るツアーが今月12日に行われたという。
くわしいことはこの記事を。
日本列島を窓の外から見て、そんなに楽しめるか?
このツアーには撃沈の予感しかない。
とこのとき思ったことを、いまは素直に反省しています。
今度は別の航空会社、ティーウェイ航空が2021年の新年に同じ観光飛行をすると発表したから。
中央日報の記事(2020.12.14)
ティーウェイ航空の関係者は「新年を迎えて、特別な飛行とショッピングの時間になるはず。さまざまな商品を通じて旅行の喜びを提供したい」と話した。
国ティーウェイ航空、新年初日に日本上空観光飛行
もしこれが逆だったら?
韓国上空を旋回して日本の空港に戻ってくるツアーで、複数の航空会社が企画できるほど人が集まるだろうか。いや無理だろう。(反語)
いま韓国では特に「日本ブーム」なんて起きていない。
むしろノージャパン運動が継続中だ。にもかかわらずこんな状況なのだから、「日本が韓国に片思いしているようだ。さらにその愛がどれだけ熱いのかよく伝えられずにいる。」という言葉はそっくりお返ししたい。
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> コラムによるとNiziUのプロデューサー、パク・ジニョン氏に対する日本人の評価はとても高くて、「日本では「JY Park」と呼ばれ尊敬の対象になった」とある。
> そんな人は見たことも聞いたこともないのだけど、そんな日本人もいるようだ。
その方式も、結局は、日本発の「ガールズグループ」方式のパクリですけどね。