7月23日に東京五輪の開会式が行われた。
で、それ中継していた韓国のテレビ局がやらかして、いま社長が国民に公開謝罪する大騒ぎになっている。
中央日報日本語版の記事(2021.07.26)
<東京五輪>不適切な写真めぐる議論に韓国放送局MBC社長、国民向け謝罪会見へ
各国の選手団がスタジアムに入場するとき、MBCは写真を見せながらその国の簡単な紹介をしたらしい。
そのアイデアは良し、でも問題はその内容だ。
該当国を侮辱したり、バカにするような紹介だったことから国内で批判が殺到。
例えばウクライナが入場してきたときには、何とチェルノブイリ原子力発電所の写真を画面に表示した。
ここで起きた事故は「人類歴史上最悪の核災害」に挙げられるもので、30人以上が死亡し、大地が核に汚染されたことで数十万人が移住させられた。
しかもこれは当時、ウクライナを実質的に支配していたソ連が起こした事故で、ウクライナ人の責任とはいえない。
MBCはこの悪夢を五輪の入場にぶつけたり、ハイチの選手団を紹介するときには現地で発生した暴動の写真を使い、「大統領暗殺で政局は霧の中」と紹介する。
ほかにもムゴイ事例が山盛り。
米CNNが「とんでもない失敗した」、英紙ガーディアンも「MBCの開会式中継は侮辱的」と批判するなど、海外でもこの失態は大きく報じられて韓国のイメージを傷つけた。
となると社長が謝罪会見を開いて、国民に平伏するのは韓国のアタリマエ。
MBCは開会式のほかにもサッカー「韓国 vs ルーマニア」戦を中継していたとき、ルーマニアのマリン選手がオウンゴールをしてしまうと、画面に「ありがとうマリン」と茶化すような字幕を出した。なんかネットのノリ。
韓国のテレビ局の“やらかし”は過去にもあった。
2014年に韓国の仁川でアジア競技大会が開かれたときには、SBSは開会式で日本選手団を紹介する際、「周辺国と深刻な問題がある国」と画面にテロップを入れやがりました。
これはホスト国がゲスト国にすることではない。
こういう失礼な行為は反日感情に基づくもので、日本に対してだけだと思っていたけど、どうやら韓国のテレビ局は視聴者のウケ狙いで一線を越えた演出をよくするらしい。
日本はこのとき「大人対応」でテロップを問題視しなかったと思う。
でも外国はそう甘くはなく、ウクライナはこの無礼にすぐにこう言った。
中央日報日本語版の記事(2021.07.27)
<東京五輪>社長が頭を下げたMBC…ウクライナ大使館「心地悪い」
ウクライナには素晴らしい人材や豊富な文化があるのに、「このような悲劇的な事件だけが注目されて心地悪い」という。
海外の五輪ホスト国が開会式で韓国を紹介するときに、多くの死者を出した「セウォル号沈没事故」や「三豊百貨店崩落事故」の写真を使ったら全韓国が激怒するはず。
記事を見ると、多くの韓国人がウクライナ側に謝ったり応援のメッセージをしているようだから、MBCへ向けられる国民の怒りはその分、すさまじいものになったはず。
自国の選手をコケにされたルーマニアも黙っていない。
ルーマニアサッカー協会は「韓国公営放送MBCが字幕でマリンの恥ずかしい瞬間を笑いものにした」とSNSで批判した。
こうした海外のき然とした反応を見ると、「日本も韓国の無礼にはもっと強く出てもいいのでは?」とよく思う。
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日本は寿司だったかな。あれだからスルーしたのだろうけど、今も続けているような福島原発や処理水の言いがかりだったら政府よりも国民レベルで黙っていなかったでしょうね。