日本での人気は一段落したけど、韓国でやっとポケモンＧＯが上陸した！
日本では、去年の夏ごろのブームはすごかった。
浜松市の駅や公園でスマホに目を落として歩き回る人たちがやたらといて、かなり危ない。
知り合いの外国人もＳＮＳでゲットしたモンスターをやたらとアップしていた。
会話のあいさつ代わりに、最近ゲットしたモンスターを見せ合うこともしていたから困る。
ポケモンＧＯをしていなかったボクはもはやノケモン。
上陸したはいいけど、韓国でこれからポケモンＧＯが流行るのだろうか？
韓国人もそれには懐疑的みたい。
中央日報の記事（2017年01月25日）から。
昨年７月、米国、オーストラリア、ニュージーランドなどで初めて発売されて以来、爆発的な人気を呼んでイノベーションのシンボルとして浮び上がったが、最近人気が一段落しているなか、韓国でのヒットは難しいだろうとの展望が出ている。
それに、「なんで今？」なんだろう。
冬の韓国は地獄のような寒さで、朝晩はマイナス５度、日中でも零下ということがあるのに。
こんな極寒の中でポケモンＧＯするなんてするなんて、もはや修行ですな。
韓国でポケモンＧＯができるようになる前、地図のことで韓国政府ともめていた。
ポケモンＧＯで使う地図があまりに良すぎるため、国防上の問題が出てしまったと上の記事で報じている。
昨年６月にグーグル側がナビゲーションなどサービスの高度化に向けて韓国の超精密地図データ（５０００分の１縮尺）を韓国の外に搬出しようと申請して賛否議論に巻き込まれたこともある。韓国政府は昨年１１月、国家安保問題を理由にグーグルの地図搬出を最終不可とした。
なんか、江戸時代のシーボルト事件みたいだ。
シーボルト事件
オランダ商館付医官 P.シーボルトが文政 11 (1828) 年帰国に際し，当時，国禁であった日本地図 (幕府天文方高橋景保が伊能忠敬のつくった日本および蝦夷の地図を写して贈った) などの国外持出しをはかり，シーボルト以下，多くの幕吏や鳴滝塾門下生が処罰された事件。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
でも、正直言って韓国でポケモンＧＯがヒットしてもしなくてもどうでもいい。
関心がないから。
それより意外だったのがポケストップの場所。
今日本と韓国の間で深刻な外交問題になっている「少女像」がポケストップになっている。
とはいっても、釜山やソウルのものではなくて別の「少女像」だけどさ。
韓国メディア「thisisgame」の記事（2017-01-26）
평화의 소녀상에 포케스탑이? 포켓몬 GO 지도 보여주는 ‘포켓몬 맵 닷컴’
＊これは韓国語の機械翻訳のものだから、間違っていたら教えてください。
「ソウル光化門にある世宗大王の銅像や城南市役所の前にある平和の少女像など、よく知られている造形物にも位置することが確認された。」
この「少女像」のせいで今、日本と韓国がもめにもめている。
日本の韓国大使が韓国に戻ることができない状態が続いているし、通貨スワップの交渉も中断してしまった。
前回、イスラエルにある分離壁のことを書いた。
この分離壁はユダヤ人とパレスチナ人の分断の象徴だけど、今やこの「少女像」が日韓の分断の象徴になっている。
その「少女像」をポケストップにするのは、なぜなんだぜ？
そんなことをしたら、日本人がどう思うのか？
ってことはケンチャナヨ（気にすんな）なんですね。
でもここまでくると、逆に「もう好きにやってくれ」という気にもなる。
釜山に「少女像」が建てられたときは腹が立ったけど、今は慣れてきた。
もちろん、あの像はどかさないとダメだけど。
こんな新年のごあいさつを見たら、もうなんて言っていいか分からないし。
朝鮮日報（ 2017/01/26）の記事から。
平和の少女像に新年のごあいさつ
26日、「釜山大学生キョレハナ少女像を守る会」が釜山の日本総領事館前に設置された平和の少女像に新年のあいさつを行っている。
ボクとしては日本と韓国の友好を願っている。
けど、韓国人がこんな感じでは当分はムリだろうね。
韓国の慰安婦像を動かすかどうかは、韓国政府がやること。
韓国の国内問題である以上、日本人としては見ているしかない。
怒ってもあきれてもどうしようもないなら、いっそのこと「少女像」で楽しめばいい。
新年のあいさつはすませた。
ポケストップにも指定した。
次は「少女像」で何をするんだろう？
世界遺産への登録を目指すのだろうか？
それともモンドセレクションの金賞？
次のアクションを楽しみにしてる。
でもそうなると、これは当然のことだけどね。
中央日報の記事（2017年02月02日）から。
釜山（プサン）日本領事館前の慰安婦「平和の少女像」の設置に反発した日本政府が駐韓日本大使を一時帰国させている中、その帰任時期がまだ決まっていないことが明らかになった。
産経新聞によると、先月３１日に野上浩太郎官房副長官は記者会見で長嶺安政駐韓大使の帰任時期についての質問に「帰任日は未定。今後、諸般の状況を総合的に判断して検討していきたい」と答えた。
続いて「引き続き韓国側に対して、粘り強くあらゆる機会をとらえて、慰安婦像の問題も含めて合意の着実な実施を求めていきたい」と付け加えた。
「少女像」だけじゃなくて、韓国大使不在の状態にも慣れてしまいそう。
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