【やりすぎ】旭日旗を嫌う韓国人を嫌う韓国人

韓国の造園学者で民族主義者、さらに反日活動家で、反日ビジネス活動家である。
「韓国人へのアピール」としての「広報」を、自身のお金稼ぎ・名誉・出世のために活動家をしている。

日本のウィキペディアでそう紹介されているのが、徐坰徳（ソ・ギョンドク）さん。
彼は旭日旗を「戦犯旗」と呼び、2011年ごろから「全世界旭日旗撲滅キャンペーン」を鋭意展開している。
こんな活動から、日本でもわりと有名なソさんがまたやってくれた。

中央日報の記事（2023.12.14）

ＦＩＦＡＷ杯のＳＮＳに旭日旗登場…韓国ネットユーザーの抗議で削除

今月、サウジアラビアで開催されるサッカーのクラブＷ杯について、国際サッカー連盟（FIFA）がアピールのために、公式SNSで参加予定の浦和レッズの選手を取り上げた。
だけなら何も起こらなかったのだが。

その選手の後ろに、旭日旗のデザインがあったことを知ったソ・ギョンドクさんは、自身のSNSでその画像をアップし抗議した。
ソさんの見解によると、旭日旗は日本がアジア各国を侵略する際に掲げた旗で、日本の軍国主義と帝国主義を象徴している。
FIFAがそのデザインを使ったことに対し、「日本が過去に犯した戦争犯罪の恐怖を想起させる行為」とお怒りだ。

そんなソさんに愛国心を刺激され、多くの韓国のネットユーザーが FIFAに抗議したことで、旭日旗は削除された。
またひとつ「撲滅キャンペーン」を成功させたソさんは、「今後の国際スポーツ競技でまた登場するかもしれない旭日旗デザインを引き続きなくしていく」と意気込んでいる。

FIFAが投稿し、削除した画像のキャプチャー

日本で旭日旗は出産や節句の祝いなど、めでたいときに使われてきた伝統文化のひとつ。
いまでも漁船の大漁旗でこのデザインが使われている。
これは、ナチスのハーケンクロイツのように差別を連想させるものではなく、使用しても特に問題はないから、FIFAも公式SNSでそのデザインに使った。
しかし、韓国ではこれを問題視し、激しく反応する人もいる。

動画からわかるように、1998年には海上自衛隊の艦船が旭日旗を掲げたまま、韓国第二の都市・釜山に入港したし、2010年のG20 ソウルサミットでも旭日旗のデザインが使われていた。
ソさんが「全世界旭日旗撲滅キャンペーン」をはじめたのは 2011年ごろで、それ以前は韓国でも、強く問題視されていなかった。
国民の反日感情をあおる人がいるから、問題ないものが問題化され、大きな騒ぎになる。
すると、それを嫌う韓国人も出てくる。

「KOREA WAVE」の記事（2023年7月1日）

「旭日旗」に目くじら立てる韓国教授に韓国観光業界が目くじら「日本は大きな市場」「扇動は役に立たない」

ことしの夏、韓国のサーフィン場で、日本からの観光客の少年（11歳）が旭日旗の描かれたサーフボードに乗っていた。
ソさんはそれを SNSで、「日本で旭日旗に関するまともな教育がなされていないという事実が改めて立証された」と非難し、広く拡散させる。
結局、少年はボードを取り上げられ、使用を禁止された。

これはその出来事を伝える中央日報の記事。（2023.06.26）

韓国で旭日旗サーフボード使用した１１歳の日本人少年、抗議受け制裁

ただ、旭日旗のデザインがあったからといって、大人たちが小学生に制裁をするのは正しいことなのか？

この対応には、韓国の一部の人からは「やりすぎだ」という批判の声が上がった。
韓国の観光業界はこうした理由から、「望ましくない」と話す。

「訪韓観光客数で現在１位の日本人観光客を相手に「旭日旗」問題などが繰り返されるのは両国の観光交流には全く役立たない」

ある自治体の観光関係者は、ムン前政権のとき、「反日不買運動で両国関係が凍りつき、着実に増えていた両国の地方航空路線も停止し、事実上観光客が途絶えた」と指摘し、日本からの観光客が増えている状況で、こんな問題を引き起こさないでほしいと不満そうに言う。
ソ氏の言動について、「無理な主張に過ぎない」「国際社会で認められた主張でもない」と一蹴した大学教授もいる。
また、ある旅行会社のトップは「旭日旗論議が続くのは観光業界にとって望ましくない」と不快そうにコメントしている。

太平洋戦争で日本軍と戦い、数十万人の死傷者を出した米軍は、現在では旭日旗を全く問題視していない。
以前、京都を旅行中に、在日米軍で働いていたアメリカ兵士と知り合った。
彼は旭日旗を日米友好のシンボルと考えていて、基地でそのデザインの栓抜きを買ったと写真を見せてくれた。

旭日旗を“戦犯旗”として激しく嫌う韓国人がいれば、そうやって扇動し、騒ぎを大きくする人を嫌う韓国人もいる。
韓国の人たちも、「自身のお金稼ぎ・名誉・出世のために活動家をしている」ということに気づきはじめたのでは？