「桜(ソメイヨシノ)の起源は韓国にあった」と韓国人は起源をよく主張していた。
でもソメイヨシノは日本人がつくり出した品種で、その起源は韓国にはないことが次第に明らかになる。
韓国、形勢不利。
すると2015年には、韓国紙に「原産地を探ることは無意味だから、そういうのはやめよう」といった内容の記事が載っていた。
だからボクも、「もう韓国が桜の起源を主張することはなくなるろう」と思っていた。
前回そこまで書いた。
「韓国側が桜(ソメイヨシノ)の韓国起源説を言うのはムリがある。だからもう、韓国が桜の起源を主張することはなくなるろう」と思っていたのだけど、韓国さんにそんな甘い見方は通じなかった。
つい先日、中央日報がこんな記事(2018.04.06)を載せていた。
*日本語は機械翻訳を修正したものだから、多少不自然なところがある。
미국도 벚꽃축제… 벚나무 원조는?
「米国も桜の花祭り…桜援助は?」
この記事では、ワシントンでおこなわれている「桜まつり」についてこう触れている。
미국 워싱턴DC 포토맥 강변의 벚꽃 축제는 지난 1912년 당시 일본이 벚나무 3000여 그루를 기증한 데서 유래했다.
일본은 당시 기증한 벚나무들이 일본산이라고 주장했지만, 유전자 검사결과 제주 왕벚나무로 밝혀지기도 했다.
일제강점기 일본이 우리나라에서 채취해간 것으로 보인다.アメリカワシントンDCポトマック川辺の桜祭りは1912年当時、日本が桜3000余本を寄贈したことに由来した。日本は当時、寄贈した桜は日本産だと主張したが、遺伝子検査の結果、済州(チェジュ)王桜であることが明らかになった。日帝強制占領期間に、日本が我が国から採取して行ったとみられる。
「1912年当時、日本が桜3000余本を寄贈したことに由来した」というのは、このことを言っているのだと思う。
翌年2月14日、ソメイヨシノ1,800本、カンザン350本、イチヨウ160、タキニオイ140本、シラユキ130本、フゲンゾウ120本、アリアケ100本、ジョウニオイ80本、フクロクジュ50本、スルガダイニオイ50、ギョイコウ20本、ミクルマガエシ20本の計12種類、3020本の桜の苗木が阿波丸(英語版)に乗せられ横浜港を出航、アメリカのシアトルまで輸送された後、鉄道を経由して3月26日にワシントンD.C.に到着した。
ここのどこにも「済州(チェジュ)王桜」ってやつがない。
「寄贈した桜だ日本産だと主張したが、遺伝子検査の結果、済州(チェジュ)王桜であることが明らかになった」ってのも、具体的に何の話だ?
ここには12種類あるのだが。
ソメイヨシノの起源を済州王桜と考えれば、この記事は成り立つ。
でも前回見たように、それが違うことは明らかになっている。
ハッキリいえば、この記事の内容は間違っている。
結局、形を少し変えただけで、韓国では相変わらず「桜の韓国起源」を主張している。
しかも、先ほどの記事は中央日報の日本語版にはない。
これと同じことが東亜日報でもあった。
桜の韓国起源について韓国語で書かれた記事があったのだけど、日本語版の東亜日報にはその記事が載っていなかった。
つまり両紙とも、それは日本人には見せたくない「韓国人用の記事」ということだったのだろう。
日本人にそんな記事を見られたら、「その根拠は何か?」と突っ込まれて面倒くさいことになる。
それに、「桜の韓国起源」の記事は日本人を不快にさせる。
前の記事で「私は腹が立って仕方ありません」と言う人もいた。
それで中央日報と東亜日報は日本語版では記事を載せなかったのだろう。
でも残念ながら、今の時代では、韓国語の記事が日本語に翻訳されてすぐネットに出回ってしまう。
結局、「何を隠したか」ということがバレてしまう。
日本語版では目にしなくなったけど、「桜の起源は日本ではなくて韓国だった」という記事は韓国語でなら、相変わらずある。
こういう記事を書けば、韓国の読者に読んでもらえるから。
韓国人の読者なら、「その根拠をしめせ」と言われる心配もない。
事実かどうか、細かいことは二の次。
読者がよろこぶ記事を書いたほうが新聞社のメリットになる。
こうした記事が韓国で読まれる限り、韓国起源説は日本語の記事では消えても、韓国語の記事では当分残り続けると思う。
ベトナム人に「桜はもともと韓国の花で、日本人が持って行った」と言う韓国人も、なくなりそうにない。
桜まつりに代わる「韓国固有の強固な文化芸術的基盤がある花祭りを発展させなければならない」という前回の心意気はどこへ行ったのか?
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