イタリアで日本人、東京で中国人が“ぼったくり”被害

 

イタリアのレストランで旅行中の日本人がぼったくられた。
それは気の毒だけど、まあドンマイ。
その程度の不幸なら、世の中にはいくらでも転がっている。
外国でぼったくられた経験なら、ボクも三日三晩語れるほどある。

でも、今回はアメリカCNNが世界に伝えているから(2019.10.02)、それなりのニュースバリューがあるということだ。

two Japanese diners claimed they had been slapped with a bill for €430 ($470) for two plates of spaghetti and fish, and water.

Rome restaurant faces wave of tourist complaints after $500 bill goes viral

 

ローマのレストランでスパゲティ2皿、魚料理、水を注文したら、80ユーロ(約9400円)のチップ込みで2人に約5万円が請求された。
そしてその額を払う。
そのあと日本人がそのときのレシートと怒りを添えてSNSに投稿したところ、他に多くの人が同じ店でぼったくり被害にあったと名乗り出た。

たとえばドイツ在住のベトナム人女性が3人の友だちとそのレストランに行ったときには、魚料理+サービス料+チップで約5万6千円を請求されたという。
CNNの記事によると、メンバーの男性が文句を言ったけど、店側はそれがルールだと主張して強引に払わされた。

But they told him that the service and tip were the rules and we really ate that much,” the woman said. “He tried to complain but they forced him to pay. So he paid by himself.”

 

CNNにやり玉にあげられた店(Antico Caffe di Marte)の経営者は強気の姿勢を崩さない。
日本人の苦情については「何もかも詳しく書いてある」と反論し、約9400円のチップは客が自発的に払ったという。
だったらあとから、SNSで怒りをぶちまけないと思うのだけど。

でもこれはきっとイタリアの法律の範囲内。

スパゲティ2皿+魚料理+水+チップ=約5万円。
魚料理(4人分)+サービス料+チップ=約5万6千円

日本人旅行者とドイツ在住ベトナム人の感覚としては、これはまさしくぼったくり。
でも店は法律を熟知しているから、堂々とレシートを客にわたしたのだろう。
あとでSNSにアップされることは計算済みのはず。
ヨーロッパに住んでいる4人も払ったのだから、これは法律違反とは思えない。
いってみれば、「合法的なぼったくり」だから悪質ではある。
だから、CNNが世界の人に注意を呼びかけようとニュースにしたのだろう。

 

 

「法律の範囲内かもしれないけど、これはぼったくりだ!」と思ったことは2018年にもあった。
といってもそれは知り合いの中国人で、東京の居酒屋で食事をしたときにやられたという。
まず店員にこちらの希望を伝えると、「ソフトドリンクとアルコールの飲み放題+食べ放題で1人3000円」のコースをすすめられる。
刺身も食べ放題の中に入っていると確認したはずなのに、あとから「それは別料金です」と言われた。
さらにひと悶着あって、キレて店を出ることにする。

でもh店員からもらったレシートを見るとそこには…、あとは本人の文章を見てもらおう。

そこにお通し代や席料金や週末料金など、こういういわゆる「日本のルール」、それか、その店舗のルール、でも決して私たちの聞いたことのない料金が含まれてた。

 

フェイスブックにアップされたレシートを見るとなかなかの外道。

 

イスに座っただけで、お通し・席料・週末料金として1525円、さらにサービス料10%で計1700円ほどが請求されている。
東京の感覚がわからないけど、静岡の居酒屋でこれはあり得ない。
しかもここはチェーン店だ。
「1人3000円」としか聞いていなかったから、この中国人はキレまくったらしい。
ボクから見てもこれはぼったくり。

くわしいことはこの記事をどうぞ。

日本には二度と来ない!中国人も怒った“ぼったくりシステム”

これもきっと合法だろうけど、ネットを見ると同じ“被害”を受けて、「ぼったくられた!」と怒っている日本人はたくさんいる。

 

もし海外で、”合法的なぼったくり”にあったら、自分の被害はあきらめてSNSにアップすることだ。
すると波紋が広がって、ひょっとしたらCNNが取り上げるかもしれない。
そうしたら、未来の多くの人を被害から救うことができる。

10年前、今回と同じように2人の日本人旅行者がローマの老舗レストランで約9万4000円をぼったくられた。
支払ったあとに、それをSNSで訴えたことで世間が動く。
最終的にはイタリア当局が詐欺行為にあたるとして、そのレストランを閉鎖した。
くわしいことはこの記事をどうぞ。

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その場で外国人に英語で抗議することができなくても、あとからネットに投稿すれば何かが起こる。

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。