-
日本史における“ラクダの鼻” 以仁王の令旨から始まる平家打倒
現在ではあまり使われていないけれど、英語に「Camel's nose」(ラクダの鼻)」という言葉がある。 あるとき、砂漠でラクダがテントにいた人に、鼻だけ入れてほしいとお願いをした。中の人は「鼻だけならいいか」と許したが、ラクダは頭、そして体まですっ... -
日本とインドネシア社会の違い 変化・格差・治安・心の豊かさ
日本とインドネシアには、国として「負の共通点」がある。 先日の17日、インドネシア東部で火山が「ドッカーン!」と噴火して、多くの飛行機が欠航になった。この事態を受けて、日本では気象庁が「日本への津波の影響はない」と発表した。 日本火山学会... -
イスラエルに首都を攻撃され、“拍手喝さい”するイラン国民がいる理由
今、日本人が絶対に行ってはいけない国がイラン。 「核とミサイル開発を止めるため」という理由で、4日前にイスラエルがイランのミサイル発射基地核などにミサイル攻撃をおこない、大打撃を与えた。それと同時に、「革命防衛隊」の司令官や軍参謀総長、核... -
「カムサハむニダ」 韓国社会にある日本を“小バカ”にする空気
今月4日にスタートした韓国の李在明(イ・ジェミョン)新政権。 李氏は大統領になる前、日本を「敵性国家」と呼ぶなど、「反日強硬」な人物として知られていた。 ところが、ことしは日韓国交正常化から60年の節目ということもあってか、李氏は大統領に... -
日本では「愛の象徴」でも、タージ・マハルを嫌うインド人もいる
6月17日はムムターズ・マハルの命日だ。 1631年のこの日、インドのムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが心から愛した妻、ムムターズ・マハルが亡くなった。 彼女が息を引き取る直前、シャー・ジャハーンはこう誓ったという。 「お前以外のどの女も... -
【Nip<Jap】日本人に対する米国人の蔑視や憎悪のかたまり
アパホテルの「アパ(APA)」という言葉は、「JAPAN」から J と N を取って、「日本の中心」を意味しているーー。 前回、そんな記事を書いたのだよ。 インドネシア人がアパホテルに注目したわけ “APA”の由来と意外な意味 「JAPAN」の真ん中部分を... -
インドネシア人がアパホテルに注目したわけ “APA”の由来と意外な意味
以前、知り合いのインドネシア人と話していたとき、「この前、京都旅行に行ってきた」と言うので、「一番よかったのはどこよ?」と聞くと、彼は清水寺を挙げた。下から見上げるような建物の大きさにはビックリしたし、京都市街を一望できるロケーションも... -
【カトリックと離婚】今、世界で離婚ができないのは2か国だけ
グーグルで「離婚」と検索すると、「芸能人が円満に離婚した」とか、「3度の結婚をした65歳の女優」といった記事が出てくる。 個人的には、揉めて修羅場のようになることもあるが、日本では、離婚の手続き自体はとても簡単だ。 しかし、世界を見てみる... -
NYにいる米国人から見た日本 好きな理由、アフリカ文化の共通点など
最近、札幌に住んでいる男性がSNSで女性と知りあい、趣味の話で仲良くなったと思ったところで投資を持ちかけられ、4億円600万円をだまし取られた。1件あたりの被害額としては、過去2番目の大きさだ。 ネットには魔物も潜んでいるけれど、いい出会い... -
【日露戦争】日本の勝利がアジア人を覚醒させ、西洋の支配が揺らぐ
1940年のきょう6月14日、東京の隅田川にある勝鬨橋(かちどきばし)が完成した。 この橋は、日本ではめずらしい「可動橋(かどうきょう)」で、船が通れるように橋の中央部分が上に動くしくみになっている。でも、最後に橋が上がったのは1970年...