個人的な印象だけど、マクドナルドは季節に応じたメニューを提供して、バーガーキングは大胆でクレイジーなモノを世に出す。
例えばあしたから発売されるこの一品だ。
バンズを使わず、本来ならはさまれる側のビーフパティで野菜をはさむという発想の逆転が生んだこの創造物「エクストリーム超ワンパウンドビーフバーガー」は1236キロカロリーという怪物だ。
さすがバーガー王。マクドナルドならここまで攻めないだろう。
と思ったら、肉で肉をはさむハンバーガーならモスの「にくにくにくバーガー」があったというのをいまネットで知った。
毎月29日限定の「にくにくにくバーガー」
でもエクストリーム・ビーフバーガーより驚いたのは、ニュージーランドのバーガーキングが販売したこれだ。
バンズはあるけど肉がない。
フライドポテトをパンではさむというのは、もうハンバーガーとは別カテゴリーの物体だ。
バーガーキングのある店舗で、スタッフがバンズの上にフライドポテトを落としたのがきっかけとなって、この食べ物が生まれたらしい。
アメリカCNNニュースによると、この新商品については消費者の間でも「どうかと思う」、「面白い」と判断が分かれている。(2020.02.23)
バーガーキングのフライドポテト・バーガーに賛否両論、NZで発売
いやー、日本でこれはあり得んわー。
というボクの想像を軽々と超えて、バーガーキング・ジャパンもことし10月にこれと同じモノを「ザ・フェイク・バーガー」として発売した。
単品が税込290円というのはいいとして、フレンチフライ(M)とドリンク(M)が付いたセットは税込590円。
この上さらにポテトを追加する日本人がどれだけいたのか。
このフェイク・バーガーが発売されたころ、アメリカ人とイギリス人と話す機会があったから、彼らにこの画像を見せて感想を聞いたら、「マジか!それはハンバーガーじゃないだろ」とあきれるかと思ったら、イギリスにもそんな食べ物があるという。
だから意外性はゼロ。
それがこのチップ・バティ(Chip butty)ってやつだ。
フェイク・バーガーとそっくりで、元ネタはこれじゃないか?と思ったほど。
「バティ」はブレッドとバターの短縮形で、「チップ」はイギリス英語でフライドポテトのこと。
トマトケチャップやブラウンソース(デミグラスソース)で味付けされるというのだが、このチップ・バッティは果たしてうまいのか?
ボクならお金を出して買いたいとは思わないが、イギリス人の話ではけっこう美味しい。
この見た目に「美味」という言葉は似合わないと思うけど、本人がそう言うのならそうなんだろう。
オマエの中ではな。
あとでイギリスの食について調べていたら、パンでポテトチップをはさんだ「クリスプ・サンドイッチ」というものを発見。
イギリスの食文化については、「おいしくない」というウワサがをよく聞く。
チップ・バッティやクリスプサンドイッチを見ると、味覚がどこか人類と違うのではないかと思ってしまう。
全世界を対象にアンケート調査したら、「にくにくにくバーガー」や「エクストリーム超ワンパウンドビーフバーガー」の圧勝だろう。
「~国の料理はマズい」といわれると、その国の人はたいてい食文化の違いなどと否定するけど、イギリス人はイギリス料理のマズさを自認するという。
それにはこんなワケがあるようで。
このような評価を受けるのは、「野菜は本来の食感がわからなくなるほど茹でる」、「油で食材が黒くなるまで揚げる」、「麺を必要以上にゆでる」などといった食材本来の味や食感を残さないほど加熱する調理法が他国人には好まれないためである。
でもロンドンに行ったアメリカ人はイギリス料理を絶賛していたから、美味しいものもたくさんあるはずだ。
けど、チップ・バッティとクリスプサンドイッチに限って言えば、発想が安っぽくてレストランで出すメニューとは思えない。
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>でもロンドンに行ったアメリカ人はイギリス料理を絶賛していたから、美味しいものもたくさんあるはずだ。
いやー、そんなこと言うけど、アメリカにもまた美味い料理が少ないのですよ。ただしイギリスと違って、根気よく探して充分なカネさえ払えば、美味い料理が食べられる。
私は、アメリカで日本料理が食べたい場合は日系人に聞いてから、イタリア料理(パスタとか)が食べたい時はイタリア系アメリカ人に、中華料理だったらチャイニーズ系アメリカ人に、必ず聞いてから行くようにしていました。さすがは本家(?)だけあって、ちゃんと美味い店を教えてくれます。
アメリカでは、マクドナルドよりもバーガー・キングの方が美味しいと思ったのでよく行きました。でも、地元で評判のハンバーガー・ショップが、やはり一番美味しかったです。ちょっと高かったけど。
海外ではバーガー・キングの人気がありますが、日本ではイマイチです。
理由は分かりませんが、日本人はマクドナルドが大好きのようです。
バーガーキングはマクドナルドいじりをかなり過激にやってるからね。
アメリカだと「あーバーガーキングがまたやってるなー」みたいな感じで寛容な反応もありますが、日本では張り付き工作とか嫌う人も多いのでこういうバーガーキングの戦略が嫌いって人もいるみたいですね。
要するにこのサイトでは韓国の日本への対応みたいなものを複数あげてるようですが、「あーいろいろやってるなー」ですむような人はバーガーキングの戦略に寛容だけど、「韓国の執拗な日本対応」が気に入らないってタイプの人はこういうずっと執拗に張り付いて工作続きの戦略は嫌う。
韓国は日本にとって大事な隣国です。
任意ですが、できるだけ仲良くした方がいいと思っています。