WBCで世界を魅了した日本の幼稚園児たち
野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、一瞬で人類の心を撃ち抜いた映像がある。
東京ドームで行われていた試合で、黄色い帽子をかぶった幼稚園児たちがスタジアムで並んで座って、観戦したり応援したりしていた。
その映像が世界中で流されると、すぐにワールドワイドで話題になった。
WBCの公式もすぐに反応して、「X」で「Best field trip ever?(最高の校外学習じゃないか?)」と動画を投稿した↓
「How about a trip to the #WorldBaseballClassic 🥹」
では、その映像を見た外国人のコメントを日本語にして紹介していこう。
① とにかく可愛い
・正直、全部がもう笑っちゃうくらい可愛すぎる。
・とてもかわいい。子どもたちの反応が本当に最高。
・本当にかわいいね。
・みんなとてもかわいくて泣きそう。
・何これ、めちゃくちゃ可愛い。
② ミニオンみたい
黄色い帽子が目立っていたから、アメリカのアニメキャラ「ミニオンズ」を連想した人も多かった。
・日本にはミニオンがいるんだね!
・昨日、東京ドームで校外学習に来ていた子どもたちのグループを見て、とてもワクワクした! ミニオンみたいだった🤣
・まるでミニオンの集団みたいだ!🤗

なぜ外国人は「日本らしい」と驚くのか?
ほかにも、次のような感想も多かった。
これは原文を載せるので、訳してみよう。
That’s so cute. And I can’t believe that they are already so polite at that age…it’s culture in Japan.
訳:とても可愛い。それに、あの年齢で、すでにこんなにお行儀が良いなんて信じられない…これが日本の文化なんだね。
アメリカメディアの解説者も子どもたちの様子を見て、「あの年で落ち着いて観戦できるなんて信じられない。日本らしい」と感心し、チェコの解説者も「小学生かな? 行儀がいい!すごい国だ!」と称賛した。
「かわいさ」と「規律」が同時にある
世界中の子どもが無条件でかわいく見えるし、集団で黄色い帽子をかぶっていれば「ミニオンズ」に見えるのも同じだ。
日本の子どもが外国人に印象的だったのは、「かわいさ」と「規律正しさ」が両立していたから。
試合観戦を楽しんでいたり、熱心に応援しているけど、はしゃぎすぎない。
動画では引率の先生が映っていないのに、みんな落ち着いて座っているから、外国人にはその統一感が新鮮で、かわいらしさが「マシマシ」になったのだろう。
こういう場合、海外の子どもだと脱走したり寝転んだり、イタズラをしたりするのだろうか?
環境が育む「日本の文化」のすごさと注意点
外国人がその様子を見て、すぐに「日本らしい」「日本の文化なのか」と感じるのは、日本では電車や地下鉄などで、静かに落ち着いて行動していることが世界的に有名だからだ。
日本の教育では、整列・集団移動・時間厳守といったことが重視され、小さいころから、その態度が身につくよう指導されている。
日本では同じ人間(日本人)が95%以上を占めていて、世界的に見れば同質性がとても高い国だ。
学校・家庭・社会で、秩序などの同じ価値観を共有しているから、いわば「環境そのものが教育」になっていると言える。
だから、「周囲に迷惑をかけない」「ルールを守る」という習慣が自然に身につく。無意識でそう行動していると、外国人には教育の積み重ねが「文化」として見え、「日本人は規律正しい!」と感心される。
協調性や空気を読む力が発達すると、自己主張が弱くなりがちだ。外国人からすると、「本当は何を考えているのか分かりづらい」と文句を言われることもあるから、全方面で良いことではない。
コインの裏表と同じで、完璧な文化なんてこの世界に存在しない。
日本の強み
規律正しさは日本人の大きな特徴やストロングポイントだ。
だから、外国人はそれを目にすると、驚きと尊敬が入り混じった反応をする。
子どもたちがマナーを守って集団で観戦する姿を見て、「かわいい!」という感情が、すぐに「日本らしい」という理解に変わる。
「かわいさ」と「規律」の両方を兼ね備えている子どもは珍しい。まさに日本の価値観や文化を体現する存在だ。
その背後には、そうした子どもを生み出した日本のすばらしい教育がある。

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