「昨日?そんな昔のことはわからない」
「明日?そんな先のことはわからない」
でも、30年後の韓国はかなりヤバイらしい。
2050年には韓国と東南アジアの経済的地位が逆転していて、韓国人がベトナムやマレーシアに出稼ぎに行って、飲食店のアルバイトや建設作業員になっているかもしれない。
いっぽう韓国は、国民は飢えて死ぬことはない程度の国になっている。
そんなことが中央日報の記事(2019年05月15日)に書いてある。
国会未来研究院と中央日報の共同企画「2050年から送られてきた警告」の経済部門の予想は、これまで冗談のように語られてきたことが現実化する姿だ。
韓国は低成長・中産層崩壊…このままでは東南アジアにも追い越される
文政権はいまや韓国の逆神だ。
この政権がおこなった数々の経済対策のおかげで、国民の生活はどんどん苦しくなっている。
朝鮮日報の紙面からは悲鳴が聞こえてくるようだ。
経済危機でも反日は忘れない。
いま韓国がおそれていることは、1997年に経験した「通貨危機(国家破綻の危機)」の再来。
中央日報のコラム(2019年05月10日)によると、これは豊臣秀吉による朝鮮出兵(壬辰倭乱)に匹敵するほどの苦しみだったらしい。
壬辰倭乱、そして1997年外国為替危機の時にあれほど辛い思いをしたのに、私たちは事実を事実通り見なければならないという、その単純な常識さえ学ぶことができなかった。
「手当たり次第反日」という愚民化政策=韓国
このとき韓国は国際通貨基金 (IMF) に救済されたのだけど、国民が受けた精神的打撃は大きく、「この百年間の歴史に起きた三度目の亡国体験」(「反日を捨てる韓国」 呉善花)と言われるほど。
くわしいことはこの記事をどうぞ。
こんな事態を回避するためには、日本と通貨スワップ協定を結んでいることが必要。
それでいま韓国は、「早く韓日通貨スワップを締結しろ!」と最近マスコミが騒いでいる。
でも日本にはメリットがあまりにも少ないことから、通貨スワップは実質的な韓国支援になっている。
だから韓国が何を言っても、日本は通貨スワップの協議には応じていない。
といっても日本がいじわるをしているのではなくて、むしろ韓国から被害を受けたから。
そのことはこの記事を。
とにかく急いでいる。
はじめは日本も韓国との通貨スワップには前向きだったけど、釜山の日本領事館前に慰安婦像が設置されたことを受けて、2017年1月に協議の中断を発表した。
でも、韓国は何があっても韓国だ。
日本を相手に弱いところを見せられない。
たとえ日本に主導権を握られていても、国内では「上から目線」を崩すわけにはいない。
だからこうなった。
中央日報の記事(2018年10月23日)
韓銀総裁「日本との通貨スワップ、いくらでも再開できる…条件はまだ整わず」
「条件がそろったらやる!」という人は結局残念な人。
単純に考えれば、協議がストップしたきっかけは釜山の慰安婦像なのだから、それを撤去すればいいのだ。
あれから慰安婦財団の解散の発表とか徴用工訴訟とかいろいろあったから、もうそんな単純でもないかもれしれないけど。
でも、失った信頼を回復するには、いままでの反日を清算するしかない。
「間違った過去の清算」は文大統領のもっとも得意とするところなのだから、全身全霊でそれをすればいい。
そうすれば日本も通貨スワップ協議に応じるはず。
これは2年前のロイターの記事(2017年1月6日)だけど、日本の認識はいまも変わってないだろう。
麻生太郎財務相は6日の閣議後会見で、日本政府が協議の中断を表明した日韓通貨スワップに関し、「信頼関係を作った上でやらないとなかなか安定しない」との見方を示した。
日韓通貨スワップ協議中断、麻生財務相「信頼ないと安定しない」
信頼できる相手じゃないとお金は貸せない。
数年後に約束を破って開き直る相手を信頼することはできない。
これには嫌韓も右傾化も関係ない。あらゆる社会の当たり前。
2050年にはどうなっているのだろう?
韓国は2015年に日韓合意を結んだのに、ソウルの日本大使館前にある慰安婦像を動かさない。
慰安婦像を撤去するという約束をしたら、釜山の日本総領事館前に別の慰安婦像が設置されてしまった。
「消すと増える」というのはネットの世界だけと思っていたのに。
慰安婦像を撤去しない韓国に対して、日本は大使を「撤去」した。
通貨スワップ協議の中断を伝えたあと、すぐに日本は駐韓大使を一時帰国させた。
日本政府の抗議といえば「遺憾の意」か、さらに強力な「きわめて遺憾の意」がほとんどなのだけど、このときばかりはその上をいった。
でも、まったく効かなかったらしい。
中央日報の記事(2017年02月07日)
外交部の当局者は「長嶺大使が戻るきっかけを我々が用意する必要はないと考える。我々は原則通りにすればよいことであり、日本がしたことは向こうが解かなければいけない」と指摘した。
外交まひ1カ月「最悪の韓日関係」…ミュンヘン安保会議が峠だ
「最悪の関係」は数年前からずっと。
「我々が用意する必要はない」
日本人よ、これが韓国だ。
あの国の発想や行動がこの12文字に集約されている。
自分が問題を起こしても、それを認めない。
解決する責任があるのだけど、その自覚がない。
「我々がする必要はない」と事態を放置して、悪化したら日本に誠意や解決を求めてくる。
または「韓日両国が知恵を出し合わないといけない」と言って、責任の半分を日本へ押し付ける。
慰安婦問題でも徴用工訴訟問題でも、今も昔も韓国のこの態度は変わっていない。
それに対して日本が韓国に求めるのは「信頼関係の構築」だから、話はまったくかみ合わない。
「信頼関係を作った上でやらないと安定しない」 vs 「我々が用意する必要はない」
日韓は数年前からこのにらみ合いが続いている。
最近もテレビ番組(虎ノ門ニュース)で、海上自衛官で合幕僚長の河野克俊氏が、昨年末のレーダー照射問題について韓国を猛批判していた。
友好国の間で射撃用レーダーを照射するなんてありえないし、あってはいけない。
日本は韓国に状況の説明と再発防止を求めたのだけど、韓国の言うことはコロコロ変わって、最終的には「日本が悪い!無礼!」と言ったという。
これに対して河野氏は「日本に非はないので信頼回復は韓国がやること」と突き放す。
文大統領が登場してから、韓国はずっとこんな感じ。
慰安婦問題・徴用工問題・レーダー照射問題など、韓国はトラブルを起こすけど解決は拒否する。
日本が何かを言ってもやっても、「我々が用意する必要はない」と胸を張って放置する。
でもこの逆はない。
韓国の口から「それは我々の責任だから、解決策はこちらで用意する」なんて言葉が出ていたら、日韓関係は最悪を抜け出して通貨スワップ協定も結んでいた。
それは、「信頼関係の構築を求める(=約束守れ)」という日本の価値観と合致するから。
「日本がしたことは向こうが解かなければいけない」
1997年に地獄の苦しみを味わったのに、いつまでこんなことを言っているのか。
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日韓関係。過去最悪・戦後最悪からは、ちょっと良くなってるぞ。
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