「ケーコン」と聞いて「KCON」を思い浮かべた人は韓国に関心のある人だ。
KCONとはKーPOP、韓流ドラマ、ファッション、グルメなど韓国文化のすべてを結集した一大韓流イベントのこと。
2015年に初めて行われたこのイベントは、2019年も5月17(金)~19日(日)の3日間にわたって開催された。
中央日報の報道(2019年05月20日)によるとその結果は大・成・功で、日本人の熱気で「戦後最悪」と言われている韓日関係を溶かすほど。
韓日関係を溶かした「韓流」…千葉県に8万人結集
じゃあ、日本の経済制裁にも耐えらそうだ。安心した。
今回の「KCON 2019 JAPAN」の参加メンバーは超豪華で、TWICEやIZ*ONE(アイズワン)といった日本では最高クラスのKーPOPアイドルグループや「プロミスナイン」「ペンタゴン」などのその他大勢もいた。
TWICEやIZ*ONEの日本人メンバーにとっては凱旋帰国のようなものだけど。
ほかにも、韓国の中小ベンチャー企業部のパク長官(日本でいう大臣)も出席していた。
韓流の拡大は韓国企業のビジネスチャンスや海外進出にもつながる。
KCONを利用して、韓国は中小企業の日本進出を全力でバックアップしているのだ。
韓国の大臣までが参加するとなると、これはもう単なる韓流イベントではなくて国家による「総力戦」だ。
そのおかげで、3日間の観客動員数は8万8000人を記録したという。
上の記事によると、日本での韓流ブームはかっぱえびせん状態でまったく止まらない。
2015年日本でKCONが初めて開催された時、訪問客が1万5000人だった点を考えると4年で6倍近く増加したわけだ。5年間の累積訪問客数も25万人を越えた。
4年で6倍か。
たしかにそれはすごい。
それがたしか、なら。
最近の韓国経済はガッタガタ。
それだけにKCONにかける韓国の思いは熱い。
先ほど書いてあったように、日本で初めてKCONが開かれたのは2015年で、そのときの訪問客は1万5000人。
このときは4月22日、場所はさいたまアリーナで行われた。
さあ、ここまでの情報で「違和感」をおぼえてほしい。
2015年のKCONはじつは1日だけなのだ。
2019年のKCONは3日間やっていたのだから、これをそのまま2015年と比較するのはフェアじゃない。
1万5000人×3日間なら4万5000人で、こうなると8万8000人の半分以下。
「4年で6倍近く増加したわけだ」と韓国側は胸を張るけど、正確には2倍にも達していない。
しかも2015年の4月22日を調べてみたら(ヒマかっ!)、この日は水曜日の平日だった。
平日1日と週末3日間の集客を一緒にするというのはメチャクチャじゃないか?
ちなみに2015年のKCON参加アーティストで、ボクが知っているのは「超新星」だけ。
TWICEにIZ*ONE、それに現役の大臣という韓国の「フル代表」が参加した今回のKCONとは、内容の充実ぶりでも2015年とは比較にならない。
こう考えると、
「日本の韓流ブームがさらに熱くなった」
「日本の若い世代は依然としてK-POPスターに熱狂した」
「韓流に対する変わりない人気を見せた」
という韓国紙の報道がうさんくさくなる。もはや大本営発表のレベル。
日本での実際の韓流ブームはその3分の1ぐらいじゃないか?
韓流報道を疑う人は多い。
だれの言葉か知らないけど、「数字は嘘をつかないけど、嘘つきは数字をつくる」という。
「日本はいま韓流ブーム!4年で6倍に」というのはウソではないけど、それは「3日間合計」を隠した数字で、実際には2倍以下なのだから詐欺と言っていい。
少なくてもボクはそんな気分だ。
中学生の夏休みの自由研究でも、1日と3日間を一緒にしたら先生に怒られる。
こういう報道は韓国メディアだけではなくて、日本の韓流ライターもよくする。
でも、それはしょうがない。
「日本でいま韓流が大人気!」という結論が先にあるにだから。
そのあとでそれに応じた数字を持ってくるか、「嘘をついた!」と突っ込まれない程度に数字を操作する。
するとこんな記事ができ上る。
こんなことは今までに何度も見てきた。
ということで、日本での韓流報道には注意したほうがいい。
こちらの記事もいかがですか?
「日本人に正しい歴史を教え、謝罪させたい」と言う韓国人と出会ったら?
大阪南部の者ですが うちの子達も全く興味どころか 韓国という国自体が脳に浮かんでないような(笑) 近所2ヶ所ののモール内に それぞれ 韓国コスメ屋と韓国アイドル雑貨屋が有りましたが コスメ屋は2年ぐらいで撤退し、アイドル雑貨屋は1年ぐらい?単なる雑貨屋に変わってました(^ω^) 韓国アイドル雑貨屋は客入ってるのあんまり見たことなかったですわ。