【未来トイレ】日本にいた外国人が母国で恋しくなるもの

11月は「良い」と読めることから、記念日がたくさんある。

きのう11月10日は「いい・ト(十)イレ」ということで、日本トイレ協会がこの日を「トイレの日」に定めた。
ということで今回のテーマは、日本が世界に誇る便所ですよ。

もともと貴族が使うものだったトイレは鎌倉～戦国時代のころ、京都などの都市部で一般的になったと言われる。
そんなトレイの歴史に興味のある人はここをどうぞ。

この頃の厠は、武家では襲撃に備えて人間の正面に扉が、それ以外では背中側に扉が作られていた。城中の厠の天井は高く作られており、（中略）戦闘中に旗指物を身に着けていても邪魔にならない構造をしていた。

日本の便所

ちなみにいま、トイレに生け花を飾る発想があるのは日本人だけという情報をネットで発見。
ドライフラワーなら海外でもあるらしい。
海外の一般家庭にはこの感覚がないのだろうか？

去年まで日本に住んでいたドイツ人とスカイプで話をしたとき、「日本について、いま恋しいと思うモノはなに？」と聞いたところ、彼はその中にのひとつに「トイレ」をあげてこう力説する。

日本のトイレには日本人の他者への配慮が込められていて、ウォシュレットはお尻に快適＆優しいし、冬になると便座が温かくなる。至れり尽くせりだ。
お尻を洗う水の強さや温度を調節できたり、他にもいろんな機能のある高性能トイレが、日本では駅や公園、コンビニなどどこにでもある。

ヨーロッパ人は日本のトイレを「未来のトイレ」って呼んでいるんだ。
ドイツのトイレはまだまだだよ。

未来トイレ

ドイツ人からそんなトイレ話を聞いたから、日本に住んでいたり興味のある外国人が集まるネット上のグループに、上の写真を添えて日本のトイレをどう思うか聞いてみた。

・Forget everything, this is WHAT I really miss being in JAPAN.
Raise your hands if you feel the same 😂😂

日本での生活については、本当に本当にこれを恋しく思う。
同じ気持ちの人は手を挙げて。

・Agree!
賛成！

・Missing this.
これがなつかしい。

・I have a bidet here in the states. Its heaven
Water warming, seat warming.

わたしはここアメリカでビデを持っている。温水や温かい便座があってまさに天国。

・Can’t live without this!
これなしでは生きられない！

・i spent 6 years in japan and they are awesome
日本には６年いた。日本のトイレはすごいよ。

・Omg I really love this ,I love to the toilet when I went to Japan in winter🤣

オーマイガー。これが大好き。冬に日本へ行ったとき、トイレに恋した。

・At first the sensation is really weird, but eventually you get used to, and it become really useful xD

はじめは奇妙な感覚がしたけど、慣れてくると本当に便利だ。笑

・Love those Japanese toilets!
日本のトイレが大好き！

おまけに日本人のコメントも載せておこう。

・トイレットペーパーが硬いんですよね長期出張の時は持って行ってました。
帰国した時、日本の良さを実感します
・清潔好きが日本の良いところだと、海外に出ると一層強く実感しますね。
・海外に行くと、日本の素晴らしさを実感します。帰国してトイレに入った時の安心感本当にすごいと痛感！ヨーロッパではオシャレな国、イタリアのトイレの汚さには何度もあたりました。普通列車なんて、溢れてましたから。日本人で良かったと感じます。

トイレに花を生ける美的センスや、細部への配慮といった日本人の特徴が「未来のトイレ」には込められていた。