Yの冒険、タンタンの冒険、エルマーの冒険、ガンバの冒険と、世の中にはいろんな冒険がある。
韓国の全国紙・朝鮮日報によると、あちらにはこんな冒険があるらしい。(2021/01/23)
【コラム】韓国裁判所の反日冒険、その次に来るもの
国際社会にあるすべての国は平等だから、ある国が他国を裁判で裁くことができないようになっている。
世界が尊重するこの国際慣習法に逆らって、韓国の裁判所は今月8日、日本政府に「慰安婦被害者に対して賠償せよ」という判決を下した。
韓国社会の価値観や国民の反日感情をよく知る朝鮮日報にとっても、この判断は理解不能なほど衝撃的で、韓国の裁判所は反日の冒険に出たという。
慰安婦問題になると「韓国人らしさ」を要求され、「被害者に従わなければならない。他の意見は許されない」とコラムにある。
韓国人窃盗団が対馬の仏像を盗み出したきも、韓国の裁判所は異常な判決をだした。
その根底には、法より感情が優先される韓国独特の価値観があるらしい。
底辺には大衆の感情がある。相手が日本ならたたけばたたくほど支持する。判事は英雄扱いされる。こうした環境の中で、国際窃盗団が日本から盗んできた盗品を返さなくてもいいという判決が出た。
世界の常識に反して日本に賠償を命じた今回の裁判もこの延長とみるのが自然で、たしかに大衆の反日感情には沿っている。
コラムでは韓国と日本の立場を、ベトナムと韓国に例えてこう書く。
ベトナム戦争で韓国軍の「虐殺被害者」というベトナム国民が、韓国を相手取ってベトナムの裁判所に賠償を請求する。
「主権免除」を主張する韓国政府を無視して、ベトナムの裁判所が一方的に韓国を法廷に立たせて原告勝訴を言い渡し、ベトナムにある韓国政府の財産を差し押さえる。
もしそうなった場合、「韓国はこの判決を受け入れることができるか」と読者に問う。
そんなのは、天地がひっくり返っても無理にきまってる。韓国は絶対にベトナムを許さない。
コラムの筆者が言いたいのは主権平等の原理で、慰安婦問題になると「らしさ」を要求されて、反日感情に燃える国民に冷静になるよう訴える。
またアメリカと日本を比較してこうも言う。
米国は国家免除を徹底して保障する国だ。こんな米国を、韓国の法廷に立たせ、韓国国内にある米国政府の財産を差し押さえてみよ。くみしやすい日本を相手に行くところまで行く韓国の裁判所の冒険主義は、完全に異なる段階に入っている。
日本がやさしくて、韓国は本当によかった。
アメリカやほかの国だったら、主権を無視され賠償命令を出されたら、いまごろとんでもないことになっていたはずだ。
韓国の裁判所は「国家免除」というパンドラの箱を開けて、反日冒険の旅に韓国を引きずり込んだ。
これまでの反日姿勢をおさえて、韓日関係の改善に進み始めた文政権にとってもこの判決は想像を超えていて、いまかなり困っている。
文大統領が、慰安婦判決で韓日関係がさらに困難な状況に置かれたことに対し困惑を吐露したとみられる。
文大統領、「輸出規制に徴用工問題、慰安婦判決まで…率直に言って困惑」
これから韓国と日本に何が起きるか?
歴史問題をめぐる訴訟で、「日本ならたたけばたたくほど支持する。判事は英雄扱いされる」という国の裁判所はどんな判決を出すのか?
韓国メディアでなくても、想像しただけでも憂鬱だ。
だがしかし、その責任は韓国にとってもらおう。
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