【長崎の原爆】火葬場に立つ少年を見て、外国人が思ったこと

 

先日の8月6日、中国新聞のテレビ欄には、プロ野球の「広島・巨人」戦についてこんな紹介文があった。

地道な復興の中で誕生
球団が平和のシンボル
になっているカープ中
核を担う秋山の劇的打
は今日も飛び出すか?
不惑の新井采配に注目
必ず願いかなう!今重
要なのは、歴史継承

これを縦に読むと、「地球に核は不必要」というメッセージが現れる。

78年前のきょう8月9日、長崎に原子爆弾が投下され、人口24万人の約3分の1にあたる約7万4千人が犠牲になった。
その直後、アメリカ人によって撮影された世界的に有名な写真がある。
「焼き場に立つ少年」と呼ばれる一枚だ。
ここは火葬場で、裸足の少年が死体となった赤ん坊(弟)を背負って立ち、弟の遺体を焼く順番を待っている。

 

くわしいことはこの記事を。

【8/9・長崎】日本人なら知っておきたい「焼き場に立つ少年」

 

口をしっかり結び、悲しみをこらえてまっすぐ前を見つめる少年の姿から、核兵器使用による悲劇や恐怖が伝わってくる。
この写真を見てどう思うか、SNSで外国人に聞いてみた。
これから、そこに寄せられた感想を紹介しよう。

 

・War is inevitable as long as there are people who want to dominate.
(支配を望む人々がいる限り、戦争は避けられない。)

・Sad fact…much still dying because of war and hunger in many spots
(悲しい事実…いまでも多くの地域で、戦争と飢餓のために多くの人々が命を失っている。)

・I too pray that no more children will have to go through such a painful experience!!!
(こんな苦しい思いをする子供たちが増えないように、私も祈ります!!)

*以下、日本語訳のみ。

・戦争が子供たちに何をもたらすのか…。
本当に胸が張り裂けそうな写真だ。
未来の子供たちが二度とこんな経験をしませんように…。

・アメリカはいまも世界の平和を脅かしている。

・原爆投下は人種差別的な攻撃ではなかった。でも、当時、日本人は人種差別的な大量虐殺を行ったナチスの側にいた。

・アメリカは広島や長崎に原爆を投下する前に、日本の都市に大量の通常爆弾を投下し、真珠湾攻撃の復讐を済ませていた。原爆を投下する必要なんてなかった。

・国の指導者が国民を災難に導くと、こういう悲劇が起こる。

・悲しみを克服しましょう。

・戦争は地獄… 誰も勝者になることはできない。

・いま私は涙を流している。
広島でもたくさん泣いた。
こんな悲しい出来事は誰にも起きてはいけない。

・世界中の政治家が同じようなことを繰り返している。もう、うんざりだ。

・残念ながら、広島、朝鮮戦争、ベトナム、イスラエル/パレスチナなどでも、同じような写真が撮影されてきた。そう、人類や国の指導者は何も学んでいないのだ。写真が白黒からカラーに変わっただけ。

・罪のない人々がたくさん住む街に、核兵器を使用するなんて誰にもできないよ。まともな人間ならね……。

・歴史を忘れてはならないし、消してもいけない。
また同じような間違いを繰り返さないように、私たちは現在も警戒しなければならない。

 

 

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今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 また外国人の友人が多いので、彼らの視点から見た日本も紹介します。