韓国は日本に対して、とても強い対抗心を持っているーー。
スポーツの日韓戦の「あおり」などを通じて、日本でもそのことは広く知られるようになった。
最近、イランで戦争がぼっ発し、中東情勢が混乱して世界的に石油不足の問題が深刻化している。
そんな状況下でも、やっぱり韓国は日本から目が離せないらしい。
「日本には負けられない」という重い思い
韓国の「日本にだけは負けられない」という気持ちがポジティブに作用すると、強い動機づけになり、韓国の人たちの潜在能力を120%引き出すことができる。
「日本に追いつけ、追い越せ」の精神で国を発展させ、今では世界的な経済大国となった。しかし、「日本にはジャンケンでも負けられない」という思いは日本人には重すぎて、ウンザリする人も多い。
第三者の外国人ならなおさらだ。
日本に対する韓国の対抗心の強さにはとてもついていけず、「ありえない」とあきれたオランダ人がいた。

「日本より上」が安心材料になる韓国の心理
韓国にとって、物差しの単位と目盛りは「日本」であるため、それより「上か下か?」で全体を判断することがある。
そんな見方は、韓国メディアの『チャンネルA』の記事にもあらわれている(2026-04-07)。
강훈식 “원유 전년比 4월 59%·5월 69% 확보…日보다 훨씬 나은 상황”
姜勳植(カン・フンシク)大統領秘書室長が原油確保の状況について、4月は(前年比で)59%、5月は約69%が確保されており、「日本よりも我々の方がはるかに良い状況だ」と強調した。
いま韓国では、「石油が手に入らなくなるのでは?」という不安が広がっているため、政府は必死で打ち消そうとしている。
そのための手段として日本を持ち出し、「それより上」とアピールするところがまさに韓国的な発想、「K-広報」だ。
「日本より良い」と聞いて、不安がやわらぐ国民がどれだけいるのだろうか。
韓国メディアが報じる「日本の嫉妬」
韓国が成功している、うまくいっていることを表す目安には「日本より上」のほかに、「日本が嫉妬している」がある。
韓国の大手ビジネス・経済専門メディアの「朝鮮ビズ(조선비즈)」はこんな記事を掲載した。(2026.03.20. 11)
[정치 인사이드] 김어준은 “차기 주자” 일본에선 “부럽다”…중동 사태에 존재감 키운 강훈식
韓国が積極的に中東で動いて原油を確保したため、日本では「うらやましい(부럽다)」とため息が漏れている。
記事によると、日本のSNSでは日韓を比べて自国に失望し、隣国を称賛するコメントが次々と書き込まれたという。
「韓国は国民のために外交努力で結果を出している。韓国がうらやましい」
「韓国の政治家があまりにも有能でうらやましい」
「日本は首相が国益を損なっているが、韓国はきちんと外交を行っている」
日本に住んでいるボクからすると、こうした反応には、違和感よりも「疑惑」を感じてしまう。
間違いない事実は、韓国メディアがこう報じているということだ。
報道と現実のギャップ、韓国国内の混乱
原油確保の状況について、韓国政府は「日本よりもはるかに良い状況」と主張し、メディアは「日本が韓国をうらやんでいる」と報道する。
しかし、韓国の現実はどうだろうか。
社会の様子を見るとそれは「願望」に近く、日本以上に混乱や不安が広がっているようだ。
まず、日本以上に石油価格が上昇し、一般市民や宅配業者、農林漁業者などが直撃を受けた。
韓国政府は毎日のように、国民に冷静な対応を呼びかけているが、国民はゴミ袋を大量に買い求め、スーパーやコンビニでは在庫切れが続出。
買い占めを恐れ、購入枚数を制限した店も現れた。
それでも、一部では買い占めが発生している。
こうした状況を受けて、カフェやパン屋などの経営者の間では、ゴミ袋を確保する動きが出ている。
現状、日本ではここまでの混乱は見られない。
また、韓国政府は燃料価格を安定させるため、価格に上限を設定したが、日本政府はそのような「価格統制」をしていない。
「『イラン戦争最大の被害国は三重苦の韓国』 米シンクタンク調査」(2026/04/10)という朝鮮日報の報道があることなどを考えると、総合的に見て、日本は韓国よりは余裕がありそうだ。
日韓の違い:比較ではなく現実を見るべき
日本政府は淡々とデータを示して供給の安定を伝えるだけで、他国と比較は口にしない。
国民の不安を解消するために、「韓国よりも我々の方がはるかに良い状況だ」なんてセリフは絶対に言わない。
そもそも日本人は韓国をあまり意識していないから、そんな比較は無意味だ。
一方、韓国にとって日本は、自分たちの立ち位置を確認するための「物差し」になっている。だから、比較は欠かせない。
しかし、危機的な状況ほど、他国との比較よりも「自国の現実」を直視することが重要になる。
ひょっとすると、自国の状況を直視した結果、かなり危機的だと分かったから、国民の批判をそらすために、日本を持ち出して独自の解釈をおこない、「それはよりマシだ」と言ったのかもしれない。
コメント
コメント一覧 (2件)
韓国の政治家やメディアがあらゆる面で日本と比較するのは、日本を必ず倒して勝たなければならない存在と認識しているからです。学校で反日教育を受け、社会に出ても反日教育を絶えず受けているので、実質的に全国民が洗脳されていると見るべきでしょう。そのため、国家的危機のたびに「我々は日本より優れている」と主張することは、国民的な支持を得る効果があるため、メディアや政治界は日本との比較を武器にしています。
最近、韓国の最高指導者はイスラエルの2024年ヘズボラに関するテロ事件の映像を公開し、イスラエルを非難する過程で、突然関係のない日政時代の日本軍慰安婦強制(連行など)問題に言及し、日本を批判しました。
彼は数か月前に日本の首相と「日韓関係の明るい未来」について話し合いましたが、その中には日本に対する否定的な考えが満ちていました。
最近、SNSである韓国人が、親戚の小学生が「日本が嫌いだ」と言い出して驚いたと書いていました。
学校で「反日」的な教育がおこなわれて、その子はそう思ったそうです。
でも、日本のゲームやアニメはやります。
日本を「嫌い」と言いながらも文化は楽しんでいるので、その韓国人は「こっけいだ」と言っていました。
韓国でその傾向は大人にもあると思います。